へたれ

本当はいつも思っていて、楽しいときは忘れているだけだ。

完全に忘れるためには、ぼくはとても楽しくならなきゃいけない。それはばかみたいに楽しくならなきゃいけない。噛みきった。スマートフォンで変換するの、楽しいよね。こいつ頭わるい。それはぼくが打つ言葉が頭わるいから出ない。最近CD買いまくってるけど。ぼくのこの指一本でこれは、君のどこまでとつながるのか。ぼくはその言葉を、君がわかるくらいに決定的なある名詞を打たないでどうやって君とつながれるのだろうとか。バカげている。

ただ壊れるのがこわい。ぼくが壊れるのがこわい。君のことなんか一ミリも考えてない。バカげている。アルバムの最後の曲も知らんうちに終わって、無音になっちゃった。寝る前にかけるためにリピート再生のやつにしてないんだ。どのみち最後の曲が終わるまで眠れないけど。これはなんだ。現実なんかであってたまるか。なんも起こらないよこの小説。つまらん。これは現実。ならばこれはどこから生まれたの。なにいってるのかわからなくなってきた。ねむい。いまラピュタがやってる時間だけど見る気分じゃない。テラスハウス録画しといた。明日はもうそれを楽しく見てる自分がいることでしょう。なにもいまはダメなだけ。時を待っている。あの時を待っている。へたれ。救ってほしい。無音。部屋。カーテンの向こうで車が走る。その音が聞こえている。あの人たちはこんな夜にどこに行くの。帰るの。朝なの。君たちは今が朝なの。昼なの。いつなの。いつもそんなことを考えている。同じ。昔書いた詩にも同じことを書いていた。何度も同じことを、違う言葉で書いている。それを本に。長い夢。一つ一つ形にしてゆく。一冊からそれは始まると思う。なんの話か、もうぼやけている。散漫。やることはやってる。ちゃんと休まなきゃ。ちゃんと。ゆうこときかない。悪いタラちゃん。イクラちゃん。はーい。返事しない。